zekaoh's blog

将棋、雑記など

あれれな囲碁本

囲碁はなぜ交点に石を置くのか -囲碁学への招待- 永松憲一 

囲碁はなぜ交点に石を置くのか   囲碁学への招待

囲碁はなぜ交点に石を置くのか 囲碁学への招待


図書館でタイトルだけ見て面白そうなので借りてきた。読んでみたらあれれな本だった。

囲碁、将棋、麻雀、チェス、チャトランガ、トランプ、などに含まれる数字(駒の枚数や盤の升目の数)に関連を見出し、支那の思想、西洋の思想、仏教、科学の用語でそれらを接着し著者独自の世界観を作り上げている。著者によれば西遊記は囲碁の世界観の元にあるという。そして易であるらしい。
そこから先は読んでいないのでこの話がどういう結論になるかはわからないが、ページをめくると「共時的世界」とか「ピタゴラス、パスカルと碁盤」とか「囲碁と集合論」など自分には理解できそうもないことが書かれているので読むのを断念した。タイトルの意味はわからずじまいで至極残念である。ああ残念。

本には関連として囲碁天石流のサイト参照と書いてあった。著者が影響を受けたらしい。
囲碁天石流
天石流総論
http://homepage3.nifty.com/tenseki/souron.html

囲碁の世界は奥が深い・・・

将棋の駒はなぜ五角形なのか―西遊記で解く将棋の謎

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桂馬飛びはなぜ妙手を生むのか―清朝・始皇帝の墓と囲碁・将棋の謎

桂馬飛びはなぜ妙手を生むのか―清朝・始皇帝の墓と囲碁・将棋の謎


この著者の別な本。こっちも凄そうだ。