zekaoh's blog

将棋、雑記など

「炎のランナー」を見た

映画「炎のランナー」を見た。
有名な映画だけど見たことが無く、創作ではなく実話に基づいた話だったことを知る。描かれる戦前のイギリスの風俗描写が素晴らしい。これを堪能するだけでも見る価値がある映画。
肝心のオリンピックのレースでは主役二人が対決せず、暑苦しい思いをしなくていいのがイギリス映画の流儀か。イギリス万歳映画ではあった。

主役の内一人は伝道師で、走る時に神を感じて恍惚状態になるという面白いキャラクターであった。最後にそのネタばらしをするので問題にならないが、映画の始めから知っていると単なる変な人に思われてしまうだろう。うまい構成だった。

将棋界にも一人熱心な神の信者がいるが・・・あのひとは日曜日に対局するのかな。いや、カトリックとプロテスタントでは違うのか。こういうところは無知なので難しい。

エリック・リデル - Wikipedia
戦時中中国で日本軍によって抑留中死亡とある。ううむ。