zekaoh's blog

将棋、雑記など

「アルゴ」を見る

映画「アルゴ」を見る。

なんでこれがアカデミー賞なのかというのが第一印象。前半は良いとして、後半の脱出劇は緊張感があんまり感じられなかった。無理矢理盛り上げようとしている感じが・・・

一番面白かったのは偽映画アルゴの制作記者発表会。実にうさんくさいB級映画で楽しそう。この映画をきっかけに本当に作られたりはしないのか。もしそうなっても映画のように発表だけして後ポシャったりして。

主役をはじめ出てくる人たちのほとんどの顔は現代的なんだけど、イランの隠れてる6人の顔は80年代で妙にリアルだったのが印象的。おかっぱにひげ、メガネの人は80年台というか70年代のようにも思えるな。

それにしても何に感動する映画だったのだろうか。つまらなくはないのだがうーん。妙な心の空白が生まれる映画だなあ。アメリカ人が見ると感想も違うのかな。まあ当時の事情にも詳しくないからイマイチこの出来事が現実味を帯びず、絵空事のように思えるのかもしれない。