zekaoh's blog

将棋、雑記など

映画「キャビン」を見る

映画「キャビン」を見る。期待していたほどではなくそこそこの面白さ。息をつかせぬ展開で飽きずに見ることはできた。中盤からラストまではあっという間に時間がすぎる。

以下ネタバレになるかもしれないので注意して下さい。

ホラー映画好きなら楽しめるかもしれないが、自分は元ネタがよくわからないのでどうも・・・色々なモンスターが出てくるんだけど、13の人とかがいない・・・
もっとメタフィクション的な展開かと思ったらそうではなく、モンスターはモンスターのまま、他に何の意味もなく、結局のところ夢のない世界に感じた。こういうジャンルオマージュ映画はだいたいそうなんだよなあ。登場人物やモンスターに意味が無い。世界設定とかアイデアに意味があるかというとそうでもないし・・・監視社会の恐怖とか関係ないだろうな・・・最後の展開まで予定通りのシナリオなのかと思っていたがそうではなかったし・・・

ラストは無理矢理にでもハッピーエンドにするべきじゃなかったかな。もうひとひねり、もうちょっとあの後を見たい。こういう映画なら夢オチでもいいけどなあ。あのラストがすでに予定調和すぎる。

うーんなんとなく釈然とはしない感想だけど、まあいい映画でした。もっとコメディよりなら良かったかも。