zekaoh's blog

将棋、雑記など

引退

棋士は引退したらもう真剣勝負の対局をすることは無くなってしまうのだろうか。
引退棋士のアマチュア棋戦への参加資格があるのか無いのかはよくわからないが、引退とはいえプロのプライドがあるだろうから、もし参加できたとしてもアマチュア相手に指すことは多分しないだろうな。

指導者として指すことはあれど、棋士として真剣に将棋で対局することはもう出来ない。まだまだ指せる人もいると思うので、彼らにそういう場がないのは残念かつもったいないような気がする。

棋戦に出てアマチュアに負けてはプロの権威に傷がつくのもわかるけど、スポーツ選手の肉体的な限界から来る引退と違うんだから、せっかくの棋力、アマチュアに戻って指せばいいんだと思う。
その際にはプロの段位を外して、一介のアマチュアとして参加。指導や普及など、連盟に用がある時だけ棋士の肩書きに戻る…というのはおかしいかな。

引退棋士がアマ棋戦で活躍して、プロ編入試験資格を取って見事試験合格、また再び新四段としてプロの世界に復帰…なんてことはありそうもないが、その際には肩書は~四段(出戻り)がいいんじゃないかと思った。そして久々のブログ記事を書いた私も(出戻り)ということで何かが繋がったような気がする晩秋の夜であった…