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zekaoh's blog

将棋、雑記など

朝ドラ「まれ」の感想

本日最終回ということで短い感想を。

一応この話は個人主義と家族主義の対立が軸になっている・・・はず。
夢を追う事と家族を大事にすることの両立は理想だが、ほとんどの場合どちらかを優先するとどちらかが達成できない。
家族を大事に思うことによって救われたり窮地を脱したり、うまく両立する瞬間はあれど、ドラマの中では一貫してこの個人の夢と家族愛の2つは両立しないものとして描かれていた。
徹は負け犬で終わり家族を失いかけ、希も家族を得るがそのせいで世界一にはなれない。
ここがこのドラマでは最も評価するところで、ドラマの出来自体は正直駄目駄目であったが、このテーマ性とか姿勢は優れたものだと思う。我々は決して勝利者になれないのだ・・・という冷めた認識。

ドタバタとか見ていて辛い時も多かったが、これはこのドラマの持つ暗さを隠すためのものだったのかもしれない。
今考えて見れば、この隠された暗さが自分に視聴を継続させる魅力になっていたように思う。

まあもう少しコメディ色を減らして、テーマを深く掘り下げた重めのドラマにしたほうが良かったかもなあ。