zekaoh's blog

将棋、雑記など

詰む将棋

この前「ものの歩」の記事で将棋所を使って詰将棋を解いたのですが、もっと簡単に使える詰将棋の解答サイトとかないかなあ、と思って検索したらこちらのサイトが検索結果のトップにありました。

詰め将棋(よかとき)(HTML版)
詰め将棋(よかとき)JAVA版)
詰め将棋(よかとき)FLASH版)

ちょっと触ってみたところ、詰将棋が作れて、それをチェックする形で解答機能がついているようです。作った詰将棋はこのサイトで発表でき、下の方にある問題を解いて遊ぶサイトとしても使えます。

詰将棋作成はすごく作りやすい印象。本に載っていた5手詰めを入力したらすぐに解答を出してくれました。
9手詰めだとちょっと時間がかかりますが大丈夫。13手詰めは自分のPCの性能のせいなのかちょっと終わる感じはありませんでした。この前の「ものの歩」のような実戦の詰め手順を調べたりするのにはちょっと無理があるのかもしれません。
詰将棋の解答は正解のみで変化手順がわからないのはどうなんでしょうか、簡単な問題を作る場合はいいんでしょうけど、本格的に詰将棋を作る人にとっては機能の面で物足りないのかもしれません。

このサイトでは問題を解いて遊ぶこともできるのですが、難しい問題に対してギブアップして、解答を見ようと思ってもどうやら見られないようなんですよね。問題作成でその問題を配置してコンピュータに解かせることはできるのですが、さすがにそれは面倒ですよね。ここは問題かなと思いました。


せっかくなので自分も作ってみました。
詰将棋、と言いたいところですが、変化が無いのでこれは詰将棋ではなく詰む将棋ですね。自分の頭ではこれが限界。
初心者の方向けの問題ということでご容赦を。それにしてもシンプルすぎる盤面だな・・・
2六のと金の意味ですが、最初の構想では一番下から一番上へとと金が進むというのを考えたからで、その名残りです。

画像の左にも答えが載っていますが一応解答を。

▲1五と △1三玉 ▲2四と △2二玉 ▲3三と △3一玉 ▲2二飛成 △4一玉 ▲4二と(▲4二龍) まで九手詰め

最後のと金と龍のどちらでも詰みですが、これはルール的にはOKだけど問題としては美しくないのでダメなんだっけ。
本当はここからもっと駒を足したりして複雑にしたいのですが、あちらを立てればこちらが立たずでどうにもうまくいきませんでした。
詰将棋作家さんの頭はどうなってるんですかねえ・・・